☆オカマに恋した☆





 一呼吸して、私は本題に話題を切り替えた。




「あのさぁ、カトゥは愛の恋愛事情、結構知ってるの?」




「ん−?



そんなには、知らないかな」



 そう言いながら、今度は伸びをした。




「愛は今、彼女いるのかな?」




「いや、今はいないと思うよ」



 切れ長の目で、私を見つめて言った。
< 182 / 246 >

この作品をシェア

pagetop