☆オカマに恋した☆
☆近づきたい☆





 翌日うすぐもりの午後、屋上に上がると、眠っている愛に気がついた。




 その寝顔は、眉間にシワを寄せ、うなされてるみたいで苦しそうだった。




寝顔を、マジマジと見つめて思った。




昨日とは、大違いだ。




ノーメイクの愛は、普通の男の子に見えた。




しかしよくよく見ると、マスカラが少し塗られているのがわかった。




昨日とは、塗布量が全然違う。
< 21 / 246 >

この作品をシェア

pagetop