☆オカマに恋した☆
☆近づきたい☆
翌日うすぐもりの午後、屋上に上がると、眠っている愛に気がついた。
その寝顔は、眉間にシワを寄せ、うなされてるみたいで苦しそうだった。
寝顔を、マジマジと見つめて思った。
昨日とは、大違いだ。
ノーメイクの愛は、普通の男の子に見えた。
しかしよくよく見ると、マスカラが少し塗られているのがわかった。
昨日とは、塗布量が全然違う。