☆オカマに恋した☆





 私はスケッチブックを広げ、夢中になり鉛筆を走らせた。




こんなに真剣になったのは、久しぶりだ。




しかしどうして、こんなに苦しそうな顔をしているんだろう?




描き終えた瞬間、



「ハッ!!」



 体をビクッとさせ、愛は目覚めた。





 たまに眠っていて、夢の中で何かにぶつかりそうになったり、どこかから落ちそうになったり、怖い夢だったりするとよくなる状態だ。
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