☆オカマに恋した☆




「答えて、お願いだから」



 私は愛に向かって、叫んだ。



「どうして……」



 愛は困惑した様子でつぶやいた。



「私あの時、あの場所にいたの」



 私のその言葉に、愛はじろりと私を見た。



「それと私昨日ね、可奈さんから愛の過去のことを聞いたの。



まー……いや、真奈美さんのことも」



 胸につかえていた言葉を、吐き出すように言った。



「だから何?



何だっていうの!!」



 愛は震える大きな声で言った。
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