☆オカマに恋した☆
「私実は、真奈美さん……



いや、まーちゃんと小学生の頃友達だったの」




 私は思い切って言った。



「えっ?



そんな……」



 一瞬ぴくりとして、愛は顔を上げた。





 それから私は、まーちゃんとの思い出話をした。




優等生だったまーちゃんに、助けてもらったこと。




まーちゃんと出会って、学校行事が楽しいものに変わったこと。




最後に会ったまーちゃん……鮮明に思い出が浮かび上がる。
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