☆オカマに恋した☆





 最後の一筆を入れ終え、大きな独り言を言った。



「出来た!!」



 今にも踊り出してしまいそうな、そんな気分だった!




興奮して、体中の血液が沸き立つのを感じる。





絵を描いていて、こんなにも感動したことはなかった!




この絵を愛に見せたい!!




もし今、愛が隣にいてくれたら、どんな言葉をかけてくれたのかな?




校庭の、部活の掛け声だけが響き渡ってた。
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