☆オカマに恋した☆
「やめろ!」



 そう叫んで、愛が駆け寄ってきて、先輩に体当たりをした。





 先輩はふらつきながら、悔しそうに今度は愛の肖像画に近づいていった。




「こんなもん!!」



 そう言って、先輩は立て掛けてあった肖像画を倒そうとした。




「ふざけんな!!」



 愛はすかさず、先輩の前に立ちはだかり、先輩を突き飛ばした。





 先輩は勢いよく、コンクリートに倒れ込んだ。
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