☆オカマに恋した☆





 そして愛の髪の毛は、耳が出るほどにバッサリと短くなっていた。




不揃いなふわふわとした髪に、スタイリングがばっちり決まってる!




カッコイい!!




化粧もしてない。




私はどんな愛でも好き♪



オカマでも、男の子でも。




「髪の毛、随分切ったね〜!



似合うよ!!」



「うん。



ちょっとずつ変われたらって、思って。



守りたいものが出来たから!!」



「守りたいものって?」


 私は愛を、じっと見つめた。



「内緒」



 そう言って、目線を大幅に反らした。
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