☆オカマに恋した☆





 それから愛は、出来上がったばっかりの肖像画を、食い入るように見つめこう言った。




「この絵、スッゴい綺麗!!



今にも絵が動き出しそう!



色がつくと、全然違うね♪



やっぱり、遥は天才だね☆



これが、最後のセクシーポーズかな」



 瞳を輝かせ、愛は言った。



「最後なの?」



 私は愛が、もう絵のモデルになってくれないのか…と思って、がっかりした。




「セクシーポーズはね!


遥が飽きるまで、専属のモデルでいるから、覚悟しといてよ!!」



 迫力のある顔で、愛は言った。





 私は微笑んで頷いた。
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