☆オカマに恋した☆





 その時だった、スケッチブックの表紙が風でめくれ、風にあおられて一枚の紙が宙を舞った。





 私と愛は、必死で追いかける。




愛は空中を蹴るようにジャンプした。




フェンスギリギリのところで、愛はキャッチした。




「良かったぁ!



初めてこんなにジャンプした」




 息を切らせながら、紙を渡そうとして、驚いた様子だった。
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