☆オカマに恋した☆
「これは……真奈美」
肖像画をなで、愛しいものを見つめているような瞳だった。
「懐かしくなって、はさんでおいたんだ」
そう、まーちゃんには、たくさんモデルになってもらったんだ。
私の描いた、まーちゃんの最高傑作だった。
満面の笑みで、まーちゃんは見つめている。
私に見えるように、肖像画を愛はコンクリートにそっと置いた。
私達は腰を下ろし、じっと中学生のままのまーちゃんを見つめてた。
「そういえば…真奈美。
ずっと部屋に貼ってた、絵があったんだ。
親友が描いてくれたんだって、言ってた。
その子は絶対将来ビッグな画家になるからって、自慢してた。
そういえば、ハルちゃんがね……ってよく話してた。
それがまさか、遥のことだったなんて」
愛の言葉を聞いて、温かさに包まれた。
まーちゃんに、忘れ去られてたわけじゃなかったんだ。
「すごいね!
そんなこと言ってくれてたんだ!!」
涙が自然とこぼれた。
何もかもが、にじんで見える。
まーちゃんも、愛も、空も…ー。
肖像画をなで、愛しいものを見つめているような瞳だった。
「懐かしくなって、はさんでおいたんだ」
そう、まーちゃんには、たくさんモデルになってもらったんだ。
私の描いた、まーちゃんの最高傑作だった。
満面の笑みで、まーちゃんは見つめている。
私に見えるように、肖像画を愛はコンクリートにそっと置いた。
私達は腰を下ろし、じっと中学生のままのまーちゃんを見つめてた。
「そういえば…真奈美。
ずっと部屋に貼ってた、絵があったんだ。
親友が描いてくれたんだって、言ってた。
その子は絶対将来ビッグな画家になるからって、自慢してた。
そういえば、ハルちゃんがね……ってよく話してた。
それがまさか、遥のことだったなんて」
愛の言葉を聞いて、温かさに包まれた。
まーちゃんに、忘れ去られてたわけじゃなかったんだ。
「すごいね!
そんなこと言ってくれてたんだ!!」
涙が自然とこぼれた。
何もかもが、にじんで見える。
まーちゃんも、愛も、空も…ー。