☆オカマに恋した☆
「あのお店で、どのくらい働いているの?」



「まだ、半年ちょっと」


 ハネてる髪の毛を、まだ気にしているみたいだった。



「そうなんだ!



すごく雰囲気面白いよね♪」




「うん、なかなかこの辺りにはないかも!



ちなみに、可奈さんはアタシの母親の年の離れた妹なの。



つまり、おばさん」



「へぇ〜そう言われると少し似てるかも」



 マジマジと愛の顔を見つめると、確かにどことなくパッチリとした目が似てる。





 ずっと思ってたけど、愛の視線はいつも空中を泳いでる。




三秒と目が合うことはない。
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