☆オカマに恋した☆





 顔にガーゼをかけられたものの、間近に愛がいるのかと思うとドキドキする…




学校の屋上では、どこか愛はいつも私との距離を、絶対に三十センチ以上開けて座ってるし。




その距離は普通かもしれないけど…どんなに近づこうとしても普段は無理だった。





 だからその愛が、今私の頭に触れてる…




それは当たり前のようだけど、私の中ではすごいことだった。
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