☆オカマに恋した☆





 最後には驚いた!!




だって、シャンプーヘッドのお湯が、私の全身を直撃した!




「うわぁ!!」



 慌ててフェイスガーゼを取ると。



「あーっ!



ごっ、ごめん。



本当ごめん」



 そう言いながら愛は、必死にタオルを棚から取り出して私に渡した。





すると、ストックとして用意されていたタオルが、今度は一気に崩れ私にまたもや襲いかかった。




まるで、コントみたいだ。





 愛は混乱している様子で、拾い集められるだけのタオルを抱きかかえ、



「ごめん、今着替え探して来るから…



ふいて待ってて」



 タオルを渡しそれだけ言い、走ってバックルームへと向かっていってしまった。
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