☆オカマに恋した☆
 私はタオルで、制服の水分をふき取っていた。




 するとそこへ、京ちゃんと可奈さんがやってきた。




「信じらんない」



 そう言うと、可奈さんは一生懸命にふく手伝いをしてくれた。




「ごめんね。



やっぱり愛には、まだ早かったわね」



 両手を合わせて、申し訳なさそうに京ちゃんはいった。



「うん、そうだね。



いくら友達とはいえ」



 可奈さんも、うなずいて言った。
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