☆オカマに恋した☆
「まあ確かに、アイツは癖のある男って感じはするね。



自分に自信たっぷりでさ。



だから、人にちょっとひどいこと言っても大丈夫だ、と思ってるって感じがする。



でもそんなに、悪い奴じゃないと思うよ」




「うん……」



 私はうなずくだけだった。




「無理することもないと思うよ。



男はいっぱいいるんだし!



遥は遥の、魅力があるんだからさ。



女の子らしくて、おっとりした雰囲気。



アタシは好きだな」



 愛は、一瞬目が合うと大幅に反らした。





 今好きって!




好きって言った!!




すごい!




まぁ、意味は違うんだけどね…




この本好きとか、この映画好きとか…そういう感覚だよね?
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