いじめ~心の叫びと傷~
「土~下座!!!
土~下座!!!土~下座!!!!」
と、土下座コールがクラス中に響き渡る。
あたしは床に正座し、
頭を下げた。
泣きながら、
「・・・ごめんなさい・・・
ごめん・・なさい・・・!!!」
「声が小せぇんだよッッ!!!!!!!!」
未来がそう声を上げると、
土下座しているあたしの頭に足を乗せた。
「・・・・っ・・。
ごめんなさい・・!!!」
「まぁ、今回はこれで許してやるよ。」
とみんな教室を去った。
あたしは床に座り込んで泣き続けた。