ココロ。
「おはよう美樹」
暗い顔の愛美。
私だけちゃんと返事をしなければならない。
「おはよう愛美。大丈夫?」
元気ない…愛美。
「あたしちょっとナツキのとこいってくるね」
そういって愛美は東城さんのところへむかう。
馬鹿だよ愛美は。
呼び捨てにしちゃダメじゃん。
「ナツキ…」
案の定、東城さんの顔はひきつった。
「ごめん。あたしなにかしたかな?ナツキと仲よくしたいんだ、あたし…「ミッツートイレいこ」
それを無視して東城さんはたちあがった。