永遠の恋
(じゃ、言うな)
凉祐はいつもより低い声で言った。
『なになに早く言ってよ』
それに比べ、テンションが高いあたし。
(俺たち別れようぜ)
凉祐が言った言葉が信じられなかった
『えっ・・・・。』
(それだけだからじゃ)
『ウソだよね凉祐冗談キツイよ(笑)』
凉祐の言葉が信じられず、混乱していた。
(冗談じゃないから。)
『なんでなんであたしのコト嫌いになったのあたしがダメなところ直すから、直すから、イヤだよ』あたしは、どうしたらいいかわからなかった。
(嫌いになったわけじゃない。)
『じゃなんでねぇなんであたしイヤだよ』   (同じ学校に好きな子ができた。俺らには、遠距離りはまだ早すぎたよそれだけ。じゃ切るな)   『待ってよまっ(ブチツツツ)
あたしは、泣くコトしか出来なかった。泣いて泣いて泣いて忘れようと思った。でも、忘れようとすればするほど、凉祐との思い出が込み上げてきて、忘れるコトができなかった。
< 6 / 11 >

この作品をシェア

pagetop