どrぃむWぁるDo


「お………ろ!」

「おき……」

スパァンと鞭で叩かれたような痛みが腹部をおそう


「……話し掛けないでくれ」

ムクッと起き上がる

「な……!貴様、神官に対して何という口の聞き方だ!」

「教祖様、こいつ、どうします?」

目付きの悪い背の高い男がにらむ

(おそらくこいつが教祖だ)

「……………はて、貴様見ない顔じゃの、新入りか?今日の所は大目に見てやろう」

「「神官様!?それはなりませ……」」

それはもうみごとなハモリだ

「だぁれ!」

「す、すいません」


「命拾いしたな、小僧」

教祖がいった振り向きざまに若干微笑んだようにみえた
なにか、あるのかもしれない
郷博飛は初めて興味を示した



教祖らが帰ったあと男が話し掛けてきた

「よかったな、助かって」

「………」

「はははは、恐怖が体に染み付いちまったか?がはははは!」

「…………なわけない………ここはどこ」

「ここか?ガンジャール神殿跡地だ、しってるだろ?ガンジャール神殿、」

「知らない、」

「はは、こいつはずいぶん世間知らずな坊っちゃんだ」


むかついた


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