愛したのはプレイボーイ








「適当に座って」







別に俺、気にしてないですけど?





的な雰囲気を精一杯作り出すやけに悲しい俺









部屋に入ってさっきの言葉を発しておよそ20秒






ボーッとつたっていた俺も俺だけど…






海の返事がない







何?まさか消えた?





足音無しに消えたか?






そう思い振り返ると




「奏…っ!」




心地よいぬくもりが



抱きしめられた感触が


背中にあった




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