愛したのはプレイボーイ







本気で心配してたらしく怒られた


迫力なさ過ぎるけど






「もー…」







そういってだんだんと俺に近づいてきて



ベッドに座っている俺にあわせて身をかがめた






「え…?」



「熱、下がってるね」






親がガキにするみたいに


でこをあわせる





ぱっつんの前髪を上げて俺の前髪もあげる







ただそれだけのことなのに


異常なくらい心拍数が上がっている






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