愛したのはプレイボーイ





つれてこられたのは屋上






「ばんそーこ、もってきていてよかったです」


そういってあたしの隣に座りミニ救護セット?をポケットから出した





ひざを見ると血で赤くにじんでいて、頬を触れば少しだけはれ上がっていた





「やり返さなかったんですね」


フフフと笑い消毒をしている詠歌




「うん」




だってあたしがやり返したら余裕で





「骨、おっちゃうもん」



「確かにッ」



「確かにってどーいうことよ?」



「ヒミツですー」








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