愛したのはプレイボーイ
「へ…?」
「へ…?じゃねーよ、まだかよ」
1時間ほど前からいるこの人
あたしの最近買ったドット柄のベッド
それを簡単につぶしてらっしゃる
そしてあたしのベッドの上にいる
パンダのナッツくんをびよびよ伸ばして遊んでる!
「ナッツくんを!」
「海が遅いんだろうが。あ?」
なんだろう、この有無を言わせない威圧感は
かーなり怒られてます、あたし
だって女の子にはそれなりの準備がいるじゃん?
浴衣とか髪の毛とかメークとか?
時間はかかっちゃうもんじゃん?