愛したのはプレイボーイ





「ここってやっぱり穴場だよねー」



バーンッ


花火の音がなって


海は顔を緩ませていた





「そーだな」





海岸のある場所に丁度2人座れる岩がある






ガキん時は余裕があって座れたけど


今は肩が触れるくらい近づかなきゃいけない





そんなコトなのに胸が弾んでいた





「奏ときて良かったッ」




「ふーん」






隣でそんなこと言い出すから



すげー驚いたけど



平静を装いそっけない返事をした






< 96 / 333 >

この作品をシェア

pagetop