ボーダー


入って2日目の彼女は
彼を始めて見た。

なんとなく
少し気まずい。


しばらく沈黙が流れて
先に話したのは、彼。


「えっと....
新人ちゃんかな?」

たどたどしく
彼が言う。

「あ、はい。そうです。
昨日から
お世話になってます。」

と 彼女も
たどたどしく答える。


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