恋花
「本当にごめんね?」
「あっ平気です、失礼します!」
あんまこの人には関わりたくない、絶対に
だって私の友達がこの人に告白して遊ばれたらしい…1日限り?って言うやつ。
それに私、チャラ男なんて嫌いだしね。
なのに何で私…
手首なんて掴まれてるのよ!
「鼻の頭赤くなってるけど…」
「全然ヘーキです!大丈夫です!」
「でも…」
だーかーらもーほっといてよ!?
「じゃあさ。
クラスと名前教えてくれる?」
はっ…
何で?
絶対に
やだ!
「あっ私よーじあるんで失礼します!」
私は手を振り払って走ってその場から逃げた。