恋花




うー!
あんなチャラ男の先輩と喋っちゃったよ!?

顔覚えられてないよね…?
まぁ、1日に色んな女の子と絡んでるんだから私のことなんて覚えているはずないか!



なんて考えていたら着いた職員室


コンコン

とノックをして扉を開けて



「森子ちゃーん、居ますか?」



「早乙女さん、来たわね…って先生のことを森子ちゃんって呼ばないの!」



「考えときます」



なんてふざけながら廊下に出ると
森子ちゃんが私にプリントを渡した




「何これ?…げっ」




最悪…すーがくのプリントだぁ




「……森子ちゃん、私これいらない」



「だめよ、居残りね?

終わるまで返さないわよ」




はっ!?

ぜぇったいにムリムリムリ!!!






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