恋花




「森埼美和子先生、わたくし本日用事がありましてですね・・・」



「なに馬鹿なことを言っているの?

ご自宅には連絡しといたからね?」




まじで?




「こんなの1人じゃできない!絶対に嫌なの!数学むり!

お願い、森子ちゃーんっ」



「大丈夫よ、助っ人に3年生の学年1位の子呼んでおいたから」



「3年生なんて進路で忙しいでしょ!

私なんかに時間かけられないよ、きっと!」




それに3年生の学年1位って…




「あっちょうどいいところに来たわよ」




もしかして…




「早坂くん、この子よ」




やっぱり…




「あっ森子」



早坂颯太!!…せんぱい





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