Genius~守り人~
何もいうことなく來奈を見下ろす護
しかし次の瞬間
「君が報告を受けていた子だったんだね。見つかって良かったよ。」
ニッコリと笑った。
「草火から君のことは聞いていたよ。少しだけどね。
哀哭溜から助け出したい子が居るって。」
「草姉が…?」
肩に入っていた力が少し抜けた。
「そうだよ。今日、ここに来ることは分かっていたけど、それ以外の情報は無くてね。
あるのは秋穂の妹ってコトと哀哭溜ってコトだけだった。」
秋穂を見上げると「そうよ」と頷いた。
…しかし…
「そんなコト…そんな事信用出来ないっ…!!秋姉は内裏の兵隊…白い武装した人に打たれた……っ!!!」
ドクンッ
立ち上がった來奈だったが再び身体全体が大きく脈うつ感覚を覚え、頭を抱えて膝をついた。
しかし次の瞬間
「君が報告を受けていた子だったんだね。見つかって良かったよ。」
ニッコリと笑った。
「草火から君のことは聞いていたよ。少しだけどね。
哀哭溜から助け出したい子が居るって。」
「草姉が…?」
肩に入っていた力が少し抜けた。
「そうだよ。今日、ここに来ることは分かっていたけど、それ以外の情報は無くてね。
あるのは秋穂の妹ってコトと哀哭溜ってコトだけだった。」
秋穂を見上げると「そうよ」と頷いた。
…しかし…
「そんなコト…そんな事信用出来ないっ…!!秋姉は内裏の兵隊…白い武装した人に打たれた……っ!!!」
ドクンッ
立ち上がった來奈だったが再び身体全体が大きく脈うつ感覚を覚え、頭を抱えて膝をついた。