Genius~守り人~
「オレにはやることがある。
…これ以上お前らを巻き込むわけにはいかない…
…だから…早く!」
「…イヤだ……やることがあるなら、私も残る。
私には力は無いけど、霊力を分けてあげる事くらいなら出来る。
隼人を治すのにかなり消費してるでしょ?」
「弥那っ」
氷は弥那の肩を掴むがことごとく振り払われる。
「いいから早く…逃げてくれよっ…!
…これ以上誰かが傷付くのを見たくないんだ…」
薄暗いトンネルの中
表情は見えないが、來奈の声は涙で濡れている。
その声を聞いた弥那は何も言葉を返せない。
…これ以上お前らを巻き込むわけにはいかない…
…だから…早く!」
「…イヤだ……やることがあるなら、私も残る。
私には力は無いけど、霊力を分けてあげる事くらいなら出来る。
隼人を治すのにかなり消費してるでしょ?」
「弥那っ」
氷は弥那の肩を掴むがことごとく振り払われる。
「いいから早く…逃げてくれよっ…!
…これ以上誰かが傷付くのを見たくないんだ…」
薄暗いトンネルの中
表情は見えないが、來奈の声は涙で濡れている。
その声を聞いた弥那は何も言葉を返せない。