プリンスの素顔

抵抗するが、力が強すぎて離れない。



『誰かーー!』


叫んでも誰も来てくれない。



人気のないトイレに入るんじゃなかった。




もがいていると後ろから手が伸びてきた。


手には白いハンカチのような布を持っていた。




『誰か助けてー!!』




布で口と鼻を覆われた。




< 132 / 170 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop