プリンスの素顔

――次の日――


バタバタと忙しない足音で目が覚めた。




リビングに行くと、こぶしを握りしめている親父と泣いているお母さん。

そして沢山の警察がいた。



警察?!


どういうことなんだ?!




「あ…。」


お母さんは俺に気付いた。



それと同時に親父や警察も気づく。




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