プリンスの素顔

「しらばっくれる気かよ!

マッキーをどこにやったんだって聞いてんだよっ!」


耳元で怒鳴った。




古賀 孔明は体をガバッと起こすと、目を見開いた。


「マッキーがどうかしたのかよ。」



「え…?」


嘘をついてるとは思えないくらい真剣な目をしていた。




「おい、マッキーがどうかしたのかよ!」


古賀 孔明は切れた唇から血が出るのも気にせずに聞いてきた。





コイツは白か…。





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