プリンスの素顔

喫茶店に入ると、ローズの良い香りが鼻をかすめた。




「2名様でしょうか?」



店員さんは笑顔で聞いてきた。



「はい。」



「では、案内します。」



店員さんに案内された席についた。



案内された場所は、窓側の席だった。




「じゃあ、ナポリタン二つで。」




『あ…。』



なんか一瞬、孔明が大人っぽく見えた。




< 23 / 170 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop