プリンスの素顔

『え?』




「やっぱ、無理だよね!」




明裕は真っ赤な顔を隠した。




『それって、ふり?』




「ううん。今度は本当。


大学に入った時から好きだったんだ。」




明裕の目はまっすぐだった。




『え…。』



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