キミ色ヘブン
悔しくて悲しくて情けなかった。

自分の弱さを覆い隠すために次々に生まれる汚い私。

もう自分でも止めることは出来なくて最後に吐き出してしまったのは

「中山君と私はあまりにも違うもの。幻想なんて……勝手に見ないでよ」

全てを放棄するこの言葉。


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