キミ色ヘブン
「何回も呼んだんだよ?電話!下!早く行って!」
その言葉にのろのろと起き上がりながら
「家電?そんなの私にかかってくるハズないんだけど?友達は皆ケータイにかけてくるんだからさ。勧誘なら断っておいてよ」
と面倒臭そうに答えると頭をポカンと叩かれた。
「同じ学校の三上さんって言ってたよ。クラスメートなんでしょ?あんたのこの堕落加減を心配してんじゃないの?」
……正直、それはないと思う。っていうか絶対にないと思う。
だって彼女は私を恨んでるんだもん。
怖いな。なんか言われるんだろうな。そう思った。
いつの間にか背筋が伸びていて。
『早く、早く!』とお姉ちゃんに背中を押されて一気に一階の電話まで辿りついてしまった。
その言葉にのろのろと起き上がりながら
「家電?そんなの私にかかってくるハズないんだけど?友達は皆ケータイにかけてくるんだからさ。勧誘なら断っておいてよ」
と面倒臭そうに答えると頭をポカンと叩かれた。
「同じ学校の三上さんって言ってたよ。クラスメートなんでしょ?あんたのこの堕落加減を心配してんじゃないの?」
……正直、それはないと思う。っていうか絶対にないと思う。
だって彼女は私を恨んでるんだもん。
怖いな。なんか言われるんだろうな。そう思った。
いつの間にか背筋が伸びていて。
『早く、早く!』とお姉ちゃんに背中を押されて一気に一階の電話まで辿りついてしまった。