キミ色ヘブン
午後1時50分すぎを指す時計を見上げながら制服姿の三上さんが抑揚のない声を出した。
「もう来てたんだ?意外と律儀だね」
一言多いと思う。仮にも呼び出したのはそっちでしょうが。
「うん。これでも私、時間にはきっちりしてる方だと思う」
「ふーん。で、話なんだけど。ハッキリ言うよ?いい?」
三上さんに聞えないように静かに生唾を飲み込む。
きた。ついにその時が来たんだ。
三上さんの言葉のマシンガンにババババァ!!って打たれて、苦しくてのた打ち回る時が来たんだ。
でも来るのならば、早いほうがいい。もうこれ以上は待つのも辛いんだから。
余裕なく今度はゴクリと音をさせて唾を飲んだ私に、三上さんはこれでもかっていう程冷たい視線を送って低い声を出した。
「私、あんた大っ嫌い」
「もう来てたんだ?意外と律儀だね」
一言多いと思う。仮にも呼び出したのはそっちでしょうが。
「うん。これでも私、時間にはきっちりしてる方だと思う」
「ふーん。で、話なんだけど。ハッキリ言うよ?いい?」
三上さんに聞えないように静かに生唾を飲み込む。
きた。ついにその時が来たんだ。
三上さんの言葉のマシンガンにババババァ!!って打たれて、苦しくてのた打ち回る時が来たんだ。
でも来るのならば、早いほうがいい。もうこれ以上は待つのも辛いんだから。
余裕なく今度はゴクリと音をさせて唾を飲んだ私に、三上さんはこれでもかっていう程冷たい視線を送って低い声を出した。
「私、あんた大っ嫌い」