キミ色ヘブン
「あ~、何考えてるんだか分からない。ついでにどうしたらいいのかも分からん!」
呟きながら自分の部屋の水色のベッドに転がった。
トントンとドアがノックされ、姉が顔を覗かせた。
「なにさっきからブツブツ言ってるの?」
有名大学に通う姉は色白で鼻筋の通った丹精な顔に清楚な化粧をしている。
柔らかく笑う表情とそれがとても似合っている。
「ん~。別にィ」
「ふーん。あ、サチ私出かけてくるから。お母さんに言っといてね?」
「デート?シマと?」
「って呼び捨てにしないでよ。んふふ。じゃ、よろしくね」
口元を押さえて笑うお姉ちゃんの彼氏はシマ。
私みたいなガキから見ても格好いい男だと思う。
最近じゃちょっとダンディズム入ってる。
大正解な男。
華の言葉を借りれば“AAランク”……って私ってサイテー。
呟きながら自分の部屋の水色のベッドに転がった。
トントンとドアがノックされ、姉が顔を覗かせた。
「なにさっきからブツブツ言ってるの?」
有名大学に通う姉は色白で鼻筋の通った丹精な顔に清楚な化粧をしている。
柔らかく笑う表情とそれがとても似合っている。
「ん~。別にィ」
「ふーん。あ、サチ私出かけてくるから。お母さんに言っといてね?」
「デート?シマと?」
「って呼び捨てにしないでよ。んふふ。じゃ、よろしくね」
口元を押さえて笑うお姉ちゃんの彼氏はシマ。
私みたいなガキから見ても格好いい男だと思う。
最近じゃちょっとダンディズム入ってる。
大正解な男。
華の言葉を借りれば“AAランク”……って私ってサイテー。