おさつロッカー
キンコーンカンコン
さようなら~
学校が終わった。
いつもより長かったなあ。
トントン
後ろから肩をつつかれた。
誰だろうと
振り返ると、
親友の優亜(ゆあ)だった。
「優亜どうしたの?」
「今日遊びに行かない?」
遊びに行きたいけど…
ロッカーも気になるしな…
「ごめーん。遊びたいけど
今日用事があって。」
「そっかあ。なら仕方ないね。
また遊ぼーね☆」
「うん!」
「ばいばーい」
なーんてやり取りをしてから
私は学校を出た。
今日はずっとロッカーの
中のことばっかり気になって
授業に集中できんかった。
だめだなあ。