Angel Memories
「・・・・ここ・・・どこだ・・?」
僕が目を覚ました場所は
波の音などきこえない、ただチクタクと何処からか時計の針の音が聞こえる、ひんやりとした空気の空間。
・・・寒い・・・
ここはいったい・・・?
僕は・・・どうなったんだ??
確か・・・あのあと眠ってしまって・・・
それで・・・
それで・・・・・
「あっ」
シエラちゃん!!!
シエラちゃんがいない!
僕は事の重大さに気づき、
咄嗟に起き上がる。
「・・・」