Angel Memories
その顔はとても整っていて、
“おねえちゃん”を連想させる。
薄い唇の口からは白い八重歯が
チラチラと狭間みえていた。
「まず食べなさい」
「・・・んっ、」
僕が食べるのを拒むと、無理矢理口に
その食べ物を押し込まれた。
「...!!!...
「...おいしい...」
「フフッ」
「でっしょ~!!!」
つい僕が呟いてしまった声を
彼女は聞き逃さなかったようだ。
「私特製の、みなちゃんスペシャルデリシャススーパービッグおかゆよ」
「...(汗」
みなちゃん...?
もしかしてそれが名前か???
ってゆーか今はそんなことより!!!