Angel Memories


「ハァ...ハァ...」


僕は衝動的に
浜辺から海へ入っていく。

沈んでゆく彼女のもとへと
向かう。






ハァ...駄目だ!

死んじゃ駄目だ!!!




自分自身も
溺れかける。



それでも僕は
暗い海中をさまよう彼女に

手を伸ばしたんだ。
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