恋、涙 …【2】〜私とあなたと小さな天使〜
「…っと!元気だな〜。よし、茉央。今日はパパとお風呂入るか?」
今日はって…
大体そうでしょ。
まぁ昨日は私が入れたから、茉央も大好きなパパにそう言われて喜んでるけど。
「じゃあかーくん、茉央お願いね。私、明日の荷物まとめるから。」
かーくんの実家はここから結構離れたところにある。
そんな頻繁には行かないけど、行く時は絶対泊まって帰るんだ。
「頼む。でも無理はするなよ。茉央、おいで。」
些細な気遣いを忘れないかーくんは、やっぱり最高の旦那さんだよね♪
そう言われるだけで、すごく嬉しくなるもん。
私は幸せ者だな…
なんて思いながら、明日の荷物をまとめ始めた。