恋、涙 …【2】〜私とあなたと小さな天使〜
○第2章○
メガネ
それから梓に色々話を聞いてもらったり、逆に話を聞いたりして、そうしてる間にお昼の時間が近付いたから、家に帰って来た。
「ただいま〜。茉央、おてて洗って、ご飯食べよっか?」
「まんまぁ〜♪」
今頃、かーくんも授業終わってお昼食べてるかな?
私、かーくんのこと偉そうに言えないや…
なんだかんだ言って、私だってかーくんに早く帰って来て欲しいって思ってるもん…
「ま〜ま、ぱぱは〜?」
ご飯を食べながら、茉央は首を傾げて聞いてきた。
茉央は、本当にかーくんのこと大好きなんだね…
「ん〜?パパはね〜、今お仕事してるんだよ。」
私がそう答えると、茉央はまた首を傾げていた。
難しかったかな?
仕事なんて言っても、2歳の子にはわからないよね。