妹に溺愛!?
『・・・おい!え?え?なんだよ!?』
周りがざわざわしはじめたから
『と、とりあえず・・・。腕・・・離してくんねぇ?』
とにかく早く帰りたかった。亜梨沙が待ってるから。
「なによ!なによ!なによ!・・・うわぁぁぁぁぁぁぁん!」
そしたらよりいっそう声をあげて泣くもんだから
『あーーー!もぅ!いいからちょっとこっち!』
とりあえず騒ぎになるまえに近くのカフェに寄った。
『・・・なんか・・・飲む?』
女はなにもしゃべんなくてうつむいたまま。
『・・・はぁー。落ち着いたんだったら俺はもぅ行くから・・・』
「・・・・・・・・待ちなさいよ。」
突然、強く俺の腕をひっぱった。
「こんな安いっぽいところに私をおいて帰るつもり!?」
・・・・・。
『はぁ?』