妹に溺愛!?
俺はつい





『そ、そうか?そうでもないぞ』





「おはようございます、柿崎先生」






タイミング悪く
さっきの不機嫌顔はどうした
と、いうほどの
笑顔で亜梨沙が俺に挨拶した。






『お、おはよう』





「亜梨沙ちゃん、おはよー」


「おはよう」







・・・き、聞かれたか?






「・・・あ、柿崎先生」




と、教室へ行こうとしたいた
亜梨沙が足をとめ後ろを振り返った。







「私と柿崎先生。同じシャンプーですね」




『ああ、そりゃそうだろ・・・・って』




えええええ!
おいおい、今言うことかそれは!





「え、先生と亜梨沙ちゃん同じシャンプーなの?」



『あ、ああ。らしいな・・』






ふふんと満足そうに笑い
亜梨沙は教室へ入っていった。






・・・・・・こりゃ聞いてたな。
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