。゚+蜜月+゚。



ディクスは今のカレンが好きだった。




「あたしはディクスより先に死んじゃうの!それが嫌なの!!!」




「カレン!!!いい加減にしろ・・・」




毎日のように口論が続いた。




二人の仲は悪くなる一方だった。




とくにディクスは冷めてきていた。




・・・ディクスはあたしが先に死んでもいいんだ・・・・。




カレンは日に日にそう考えるようになった。




ディクスの冷たい行動が追い撃ちをかけた。




カレンはディクスのいない晩に屋敷をフラフラと出た。




「妖魔になって・・・・ディクスに会うの・・・・きっと許してくれる・・・」




カレンは笑いながら歩いた。




**********************



< 117 / 406 >

この作品をシェア

pagetop