。゚+蜜月+゚。



「五月蝿い、だまれ」




ディクスはミリアに冷たく言う。




しかしミリアの涙は止まらない。




ディクスはミリアに背を向けて歩きだした。




ミリアは泣き止まない。




「ディクス様・・・・喰べて・・・ください・・・」




ミリアの言葉に足を止めるディクス。




「俺はミリアを喰わない、何度言わせる」




「・・・それでは・・・感情を・・・消してください・・・」




ミリアは床を見つめながら言う。




涙がボタボタと床に落ちる。




「ミリア・・・何を言っている」




変なミリアに近づくディクス。




ミリアは呟く。




「・・・・私は・・・道具・・・」




ミリアはディクスを見た。



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